生活不活発病になる原因とは何か

生活不活発病とは、生活が不活発になることで頭や身体の働きが低下してしまう病気の事です。
ここでは、そんな生活不活発病になる様々な原因について見ていきたいと思います。

まず原因として挙げられるのが、社会への参加が少なくなって起こるケースです。
定年退職で仕事を辞め、毎日家にずっといる事になった人や、自然災害や家族や友人との別れ等の環境の変化により、やる気がなくなってしまって症状が出る人もいます。

また、日常生活における動作が苦痛になることが原因になる人もいます。
例えば病気になってしまい、身体に麻痺が出たり痛みが出たりした場合に、動くのが億劫になって発症するという場合があります。

さらに、病気が完治した後に、特に身体に後遺症がなかったとしても病み上がりのため、長期間安静にしておいた方が良いと思い込み、普段の日常生活を自分で制限してしまって起きるケースも少なくありません。

その他、介護が必要な状況になり、ヘルパーさんに自分でできることも任せてしまい、次第にできることが無くなっていくというケースもあります。

そして季節の影響という場合も原因の1つとして挙げられます。
夏になると暑いから、冬になると寒いからといって外出を控え、動く機会が少なくなって生活不活発病になるという人も多いです。

対策をするなら、まずは何でも良いので楽しみややりがいを感じられるようなものを見つけて、積極的に外に出ることが大事です。
外に出る習慣を付ければ、しっかりと筋力をキープしながら、生活不活発病の発症の可能性を抑えることが出来ます。